キャンプをする家族のイメージ
  • 子育て
Date:2022/06/02

子連れキャンプに必要な持ち物一覧!便利グッズやNGなものも

子連れのキャンプは予想外のトラブルが起こったり、予定通りに物事が進まなかったりと大変なことが多いもの。小さな子供連れはなおさらです。

でも、子供たちと一緒に山登りをし、バーベキューを楽しみ、夜は天文観測。子供たちの心の中に好奇心の芽がめばえることは間違いありません。
キャンプでの時間は子供にとっても、親にとってもずっと心に残る思い出になりますよ。

この記事では、子連れのキャンプに必要な持ち物や、便利グッズをご紹介します。
ぜひ、この記事を参考にしっかりと準備をして、当日は思い切りキャンプを楽しんで下さい。

 

子連れキャンプに必要な持ち物一覧

キャンプのイメージ
子連れキャンプに忘れてはならない持ち物10個を紹介します。
ぜひ、子連れキャンプへ行く際、準備の参考にしてみてください

① 子供のための食料

キャンプに行くと、子供たちは普段の生活時よりもたくさん体を使います。
そして、たくさん食べて、たくさん寝ます。
自我の未発達な7歳までの子供は、とくにその傾向が強いです。

キャンプの際は、食料は多めに持参しましょう。

子供は大人とちがってお腹がすくと、我慢ができません。時間のかかるキャンプ料理もいいですが、チーズやバナナなど、すぐに食べられるものも用意しておくとよいでしょう。
子供たちの食べ物は清潔な容器に入れ、すぐに取り出せるようにして持参して下さい。

夕食の材料は、下ごしらえをしておくと時間の短縮になります。準備をあらかじめしておくことで、子供たちと思いっきりキャンプを楽しむことができますよ。

また、キャンプで食事をする際は繰り返し使えるコップを用意したり、ゴミをしっかり持ち帰ったりするなど、環境への配慮もお忘れなく。

② 子供服と身の回り品

大人とちがって、子供たちは衣服がどろんこに汚れるまで遊びます。キャンプへ行った時、「服が汚れるから、それ以上遊んではダメよ」と言うのはかわいそうですよね。せっかくですから、思い切り遊ばせてあげたいものです。子供の着替えは、子連れキャンプの必須アイテムです。

ちなみに、キャンプで子供たちと遊ぶと保護者の服もどろんこになることも。大人の私たちも着替えが必要になるのはちょっとした盲点です。
汚れることを心配していてはキャンプを楽しめませんから、親も汚れてもいい服を着て、着替えもしっかり準備し親子で思いっきり遊びましょう。

携帯用の洗剤を用意
しておくと、大きく服が汚れた時に簡単に洗えるので、お家に帰ってからの洗濯が少し楽になりますよ。

その他、身の回りの物で忘れがちになるのが歯ブラシです。忘れずに歯ブラシも持参してくださいね。

③ 子供向けの医薬品

子供は虫に刺されたり噛まれると、ものすごく腫れてしまいます。痛くてキャンプを楽しめないなどということがないように、虫除けはマストアイテムです。

子供は虫の毒だけでなく、虫除けアイテムに含まれる成分にも弱いです。子供用の虫除けを用意して下さい。 体などに吹きかけるスプレータイプ以外に、テントに吊るすタイプも用意すればより安全です。

風邪薬などの常備薬も手もとに備えがあれば安心。安価なジェネリック薬品や、ドラックストアで買えるもので構いません。万が一の時のために用意しておきましょう。

④ テント・寝袋

寝袋は適切なサイズを人数分用意します。

子供用の寝袋も販売されていますが、たくさん使ってもせいぜい年間10回程度。子供の成長は早いですから、すぐにサイズが合わなくなる可能性もあります。
子供用寝袋は中古品を買うか、「大は小を兼ねる」の精神で大人用で代用するのも手です。

子連れキャンプの場合、テントは1人で設営できるものがおすすめです。大人2人がかりでテントを設営すると、その間、子供たちの世話をする人がいなくなるためです。

また、キャンプをしていると突然雨が降ってくることもよくあります。そんな時、家族全員がテントの中に入っても十分場所を取れるだけの大きさがあると安心です。

⑤ 天候が暑い / 寒いときのための道具

タオルやパラソル、日傘など日よけになるものを必ず用意して下さい。女性がお出かけの際に使うような日傘でも、持っていると日を避けるのに十分に活用できます。
ポータブルファン、ポータブルクーラー、その他の冷却装置があればなお快適です。

逆に夜は夏であっても涼しくなり、肌寒く感じることもあります。森の中はとくに涼しく、山の上であれば寒いくらいです。
子供は寒さに慣れていないので防寒対策については、事前に入念に準備して下さい。

⑥ 雨が降ったときのための道具

雨の日のキャンプには、傘、レインウェア、子供用のブーツが必要です。着替えは服だけでなく、靴についても替えがあると便利です。

キャンプに行く前に、天気予報はしっかりチェックしておきましょう。

⑦ テーブル・チェア

ピクニックテーブルは必須です。
あなたの家族にとってちょうどいい大きさで、頑丈、かつ、清掃のしやすいものを選んでください。子供がジュースなどをこぼす事も十分に考えられるので、拭きやすい素材のものを選びましょう。

テーブルを選ぶ際は、重さや強度に関わるので素材をしっかりチェックすることをおすすめします。ピクニックチェアも同様です。

これらは比較的高価なので、少しずつ買いそろえるとよいでしょう。フリマアプリを活用するのも1つの方法ですね。

⑧ 救急用品

子供は走り回るので、ケガをするのはむしろ当然のことといえます。
キャンプに行くといつもよりも走り回ったり、木に登ったりするのでケガをする可能性は高まるでしょう。自然の中でケガは付きものです。

しかし、「ケガをするから木には登らないで」「川に入ってはダメよ」と子供の行動を制限してしまうと、キャンプの楽しさが半減してしまいますね。
できればケガはしない方がいいですが、万が一の時のために備えておくのが親の役目です。

キャンプ場は国立自然公園内や山の奥など、人里離れたところにあることが多いです。
近くにコンビニなどがない場合も多いので、万が一ケガをした時すぐ処置ができるよう、傷の消毒液や止血のためのガーゼなどを用意しておきましょう。

⑨ 懐中電灯

懐中電灯は子供専用のものを買ってあげてください。
自分用のものを与えると気になるものに光を当てたり、懐中電灯を持ってテントの周りを冒険してみたりと、子供の自立心が芽生えるきっかけになります。

懐中電灯とは別に、テント内を照らす電気ランタンもあると便利です。

⑩ 遊び道具

遊び道具はオセロやトランプもいいですが、せっかくの大自然の中ですので、コンパス、温度計、水温計、風力計などの測定グッズを持参してはいかがでしょうか。

その他、川があるキャンプ場であれば網やバケツ、森の中のキャンプ場であれば虫かごなどもおすすめです。
自然と思い切り触れ合い、キャンプの時にしかできない遊び方を楽しみましょう。

夜は花火をするのも盛り上がりますよ。もちろん遊んだ後は、火の後始末や、ゴミの片付けもお忘れなく。

 

子連れキャンプにおすすめの便利グッズ

キャンプの準備をする家族
それではここから、子連れキャンプにあると便利なおすすめグッズをご紹介します。

① キャリーワゴン

キャリーワゴンはテントなど重い荷物を肩を痛める事なく簡単に運べるだけでなく、歩き疲れた子供を乗せることもできます
耐荷重は100〜80kg程度のものが多く、15kg程度の子供なら子供数人に加え荷物まで運ぶことができます。

キャンプだけでなく、ピクニックやBBQ、子供の運動会など様々なシーンで活用できるので1つ持っておくととても便利なアイテムです。

② ウォータータンク

キャンプ場では、テントを建てた場所から水場までが遠いこともあります。そんな時に役立つのがウォータータンクです。

子供連れのキャンプでは、ちょっと手を洗いたい時や、タオルを濡らしたい時など、水を必要とするシーンが多くありますね。
ウォータータンクが1つあれば離れた場所にある水場まで行かなくとも、タンクにためた水を使うことができます。

③ 着火剤

火は食事を作るときや、お湯を沸かす際になくてはならないものです。一般的に火おこしにかかる時間は20〜30分程度と言われています。

子供連れのキャンプは1つ1つの行動にあまり時間をかけられないもの。火おこしにあまりに時間をかけていては、お腹が減った子供が怒り出してしまうかも知れません。
子供を待たせないためにも着火剤を活用しすぐに火をおこしましょう

④ ロープライト

ロープライトとは、ロープに吊るす小型のライトです。

テントを張るためのロープに、暗闇で脚を引っ掛けて転ぶことはキャンプあるある。
ロープライトを利用すると、ロープに脚を引っ掛けて転ぶことを回避できます。

カラーバリエーションが豊富なロープライトもあり、暗闇で自分のテントを探す際の目印にもなります。
また、ロープライトを吊るしたロープはイルミネーションのようで見栄えも素敵なテントになりますよ。

⑤ 大型のバケツ

大きめのバケツが1つあると、様々な用途で活用できとても便利です。
子供の服を少し洗いたい時や、細々とした荷物を運ぶ時など様々なシーンで役立ちます。

土や石を入れてシートの上に置けば、シートが風で飛んで行くのを防ぐこともできます。

 

子連れキャンプのNGな持ち物

テントの中で携帯ゲームをする女の子
子供連れのキャンプに行くとき、持って行かない方がよいものもあります。
携帯用ゲーム機はその筆頭

ライフラインのスマートフォンを持って行かないわけには行きませんが、パパ・ママも子供たちの前ではできるだけスマートフォンをいじらないようにしましょう。

子供たちには、鳥の声を聞き、虫を探し、風を全身で感じて欲しいですね。
 

まとめ

ファミリーキャンプ
今回の記事では、子連れキャンプに必要な持ち物について紹介しました。

備えあれば患いなし…なはずなのですが、子連れだと予想外のアクシデントなどで、思い通りに行かないことも多いでしょう。

夜は天文観測をするはずだったのに子供たちはこてんと寝てしまった、なんてこともよくあることです。しかし、それも子連れキャンプの面白いところ。

キャンプに来てまでストレスをためても仕方ありません。
おおらかな気持ちで存分にキャンプを楽しみましょう。