レンタルトラックで引っ越しをする女性
  • 住まい・暮らし
Date:2023/02/23

レンタルトラック・バンで引越し!おすすめの種類や費用など

引越しをするとなると引越し業者に依頼するか、レンタカーなどを利用して自分で引越しをする2つのパターンがありますよね。
「とにかく引越し費用を安く抑えたい!」とトラックをレンタルして自分で引越しをしようと検討している方もいるでしょう。

そんな時に気になるのが「どんなサイズのトラックを借りるのが最適か」「サイズによってレンタル費用はどのくらい違うのか」などではないでしょうか?
引越しに最適なトラックのサイズや費用は、人により荷物の量が違うのでさまざまです。

そこで今回は、数パターンの荷物量ごとのレンタカー費用や業者に依頼する時との比較、レンタカーを利用するメリット・デメリットをご紹介します。

最適な車種をレンタルして引越しすることで、引越し費用は信じられないほど安く抑えることが可能です。
ぜひこの記事を参考に、自分にとってのお得な引越しを見つけましょう!

レンタカーでの引越しに最適なトラック・バン

レンタカーで引越しをする際の最適な車として、トラックやバンといった車が挙げられます。
トラックやバンは、多くの荷物を積めるように荷台や荷室がとても広く設計されています。

とはいってもトラックもバンもさまざまなサイズのものがあり、どのタイプの車を選ぶのが自分にとってベストなのか悩む方も多いでしょう。

そこでレンタカー店でレンタル可能な代表的な車種を、次の項目ごとにご紹介します。
①車種ごとの特徴
②荷台・荷室の広さ
③平均的な1日あたりのレンタル費用

ご自身の荷物量やレンタル費用の予算に合わせて、最適な車種選びの基準にしてください。

軽トラ

軽トラ

①特徴 2人乗りでコンパクト、レンタル代が安い、荷物の少ない一人暮らしなら十分の荷台の広さ
②荷台の広さ 約1.7畳
③レンタル代/日 約6,000円

一人暮らしや単身赴任など、引越しの荷物が少ない方に適しています。
また車自体もコンパクトなので、住宅街などの狭い入り組んだ道でも難なく進んでいけるのは、普段から車の運転や引越しに慣れていない方にとっては大きなメリットです。

 

軽バン

軽バン

①特徴 4人乗りでコンパクト、レンタル代が安い、屋根付き
②荷台の広さ 約1.5畳 高さは約1m
③レンタル代/日 約6,000円

軽バンは、軽トラよりも積める荷物は少し減ってしまいますが、その分荷物が雨に濡れないというメリットがあります。
後席の座席を折りたたむことで約1.5畳のスペースを確保できるので、背の高い家電などがない引越しであれば軽バン1台で済ませることも可能です。

 

ワンボックスバン

ワンボックスバン

①特徴 2人or5人乗り、意外とコンパクト、一人暮らしならこれ1台で引越し可能、屋根付き、普通免許で運転できる
②荷台の広さ 約2.3畳 高さ1.32m
③レンタル代/日 約10,000円

軽バンをそのまま大きく引き伸ばしたようなワンボックスバン。
荷物の多い一人暮らしはもちろん、二人暮しでも荷物が少なければなんなく積める積載力があります。

そして一般的に大きな車と思われているワンボックスバンですが、実は車の幅と長さはトヨタから製造・販売されているプリウスとさほど変わりありません。
車高が他の車に比べて高いですが、その分運転席からの見通しもよく、普通車と変わりない感覚で運転できるのも魅力です。

 

平ボディ

平ボディ

①特徴 1t~4t車までサイズがある、長尺物を積むのに最適、積載量の割にレンタル代が安い
②荷台の広さ 約2.7畳(1t)〜3.5畳(2t)〜5畳(2tワイドロング)
③レンタル代/日 約8,000円(通常サイズ)〜16,000円(ワイドロングサイズ)

1t、2t、4tとさまざまなサイズがあり、状況によって柔軟に使い分けることができます。
荷台も広く、2人以上の家族の引越しに十分対応できます。

屋根がない分、レンタル代も安価であり、物干し竿などの長くて分解できない荷物を運ぶ際に便利です。
(積載物の規定サイズは、道路交通法施行令22条3項と4項に定められています。政令基準を超える場合は、所轄の公安委員会許可が必要となります)

 

アルミバン

アルミバン

①特徴 2t~4t車までサイズがある、屋根付き、3~4人家族の引越しでも対応可能
②荷台の広さ 約3.2畳(2tショート)〜7.5畳(4tワイド) 高さ2.1m〜2.3m
③レンタル代/日 約12,000円〜

さまざまなサイズがあるアルミバンは、主に2t、4tサイズがレンタカー店でレンタル可能です。
屋根付きの荷台で高さもあり、引越業者もよくこのタイプを使用しています。
大人数家族の引越しにも対応できる積載力と、レンタル代もそこまで高くなく、コスパに優れた車種です。

ただし、トラックの特性上、普通車とは運転の感覚が違ったり、サイズによっては普通免許で運転できなかったりする場合もあります。

 

アルミウィング

アルミウイング

①特徴 荷台の箱の側面が開く、屋根付き、3~4人家族の引越しでも対応可能、レンタル代が高め
②荷台の広さ 約7.5畳 高さ2.3m
③レンタル代/日 約22,000円

アルミバンの荷台の箱側面が、カモメの翼のように上に開くものをアルミウィングと呼びます。

アルミウィングのメリットは、箱側面が大きく開くので、大きな家具などの積み下ろしがとてもしやすいことです。

ただし、アルミウィングは基本的には4tサイズの大きなサイズしかレンタルしていないレンタカー店がほとんどです。
中にはアルミウィング自体を置いていないレンタカー店もあるので、レンタルしたい場合は事前にレンタカー店に確認をするようにしましょう。

 

レンタルトラックで引越しをするメリット

メリットと書かれた積み木
レンタカーを借りてご自身で引越しをすることで、どのようなメリットがあるでしょうか。
代表的なメリットを3つご紹介します。

引越し費用を抑えられる

業者に依頼するよりも、自分でレンタルトラックを使って引越しする方が費用を安く抑えられることが多いです。

荷物の量や引越し先までの距離、引越しをする時期によってどれだけ安く抑えられるかは変化します。
繁忙期の春先などは、業者と比べて半額以下に引越し費用を抑えられるケースもあります。

自分のペースで進められる

見積もりや引越しの日程などを業者と合わせる必要がないので、マイペースに引越しを進めることができます。
忙しくて夜の1,2時間しか引越し準備をする時間がないという方でも、焦ることなくしっかりと荷造りをすることができます。

また繁忙期には、こちらの希望通りに日程を組むことができない業者も多いので、この時期にレンタルトラックで引越しをするとさらにメリットを感じられるでしょう。

プライバシーが守られる

引越し作業を家族のみで行うので、他人を家にあげる必要がなく、プライバシーを守ることができます。

他人に見られると恥ずかしいものは早くダンボールに詰めなきゃ!と気を使いながら荷造りする必要がありません。

 

レンタルトラックで引越しをするデメリット

業者に依頼せずにご自身で引越しするからこそのデメリットもあります。確認しておきましょう。

梱包を自分でする必要がある

引越し業者の中には、梱包資材(ダンボールやガムテープなど)が無料でもらえたり、オプションで梱包作業を行ってくれるところもあります。

ご自身で引越しするとなると、梱包資材の調達から梱包作業まで全て自分たちで行う必要があります。

自分で運転する必要がある

慣れない車両は運転に気を使ってしまい、思っていたよりも時間がかかる恐れがあります。
さらには事故の心配もあるので、細心の注意を払う必要があります。

積み込みや運搬が大変

冷蔵庫や洗濯機などの大型家具・家電の積み込みや運搬はとても大変です。
運ぶ際に壁などにぶつけてしまうと、壁の修繕費などを請求される場合もあるので注意しましょう。

家財を破損させる恐れがある

積み下ろしの際に誤って落としてしまったり、どこかにぶつけてしまって荷物を破損してしまったりすることもあります。
またトラックでの運搬中に荷物が崩れて破損してしまうこともあります。

 

レンタカーと引越し業者の費用を比較

引っ越し費用のイメージ
ここで、レンタカーと引越し業者、それぞれを利用して引越しする際のだいたいの費用相場を確認・比較していきましょう。

それぞれ表にまとめました。

・レンタカー利用の引越し費用

家族構成 費用(レンタル代・ガソリン代・有料道路料金)
一人暮らし 約8,000円~15,000円ほど
2~3人家族 約15,000円~20,000円強ほど
4人以上の家族 約30,000円ほど

※1日レンタル、引越し先までの距離50km程度で計算

 
・引越し業者利用の費用

家族構成 通常期 繁忙期(3~4月)
一人暮らし 約30,000円~40,000円 約40,000円~60,000円
2~3人家族 約50,000円~70,000円 約80,000円~160,000円
4人以上の家族 約70,000円~90,000円 約120,000円~200,000円

※隣町や同じ県内での引越(50km以内)を想定しています

引越し業者を利用すると、時期によって引越し費用が大きく変わります。
繁忙期と呼ばれる春先の3~4月頃は、就職や入学などで引越しをする人が増えるので仕方ありません。
一方レンタカー利用の場合は、年間を通して費用の変動はありません。

レンタカー利用と引越し業者利用の費用を見比べると、レンタカー利用の引越しの方が半額、もしくはそれ以下の費用で済むことがわかります。

距離や荷物の量などによって、どちらの場合でも金額は変わってきます。
とはいえレンタカーを利用する方が、費用は安く抑えられることが多いといえるでしょう。

 

レンタカーでの引越しの注意点

トラックとチェックリスト

日頃から仕事などでトラックやバンを利用して荷物を運搬している人でない限り、引越しをする上で大きな車の運転や家具の積み下ろしなど、慣れていない作業ばかりかと思います。

そこで車をレンタルしてご自身で引越しをする際の注意点をいくつかご紹介します。

過積載に注意する

どの車でも、荷物を積める最大積載量はそれぞれ決まっています。
最大積載量を超えて荷物を積むことを「過積載」といいますが、これは道路交通法違反となり処罰の対象になってしまいます。

大型の家具はもちろん、書類や洗剤のストックなども意外と重量のある荷物です。
荷物の多い引越しをする場合は注意しましょう。

引越しの規模にあわせた車両を手配する

大きめの車をレンタルする方が、荷物を積むのに余裕があり安心ですが、レンタル代は高くなります。
かといって安くてコンパクトな車をレンタルしてしまうと、荷物を積みきれない可能性もあり後々めんどうです。

車をレンタルする前にあらかじめ荷造りをして重量を量ったり、段ボールの数やサイズを測って必要な車のだいたいのサイズを計算してからレンタルするようにしましょう。

交通事故に注意する

トラックやバンなどの普段から乗り慣れていない車の運転は、運転歴が長い人でも事故のリスクが高まるものです。
さらに多くの荷物を積んでいると、ブレーキの利きが悪くなったり思うように加速しなかったりと、独特の感覚に驚いてしまうかもしれません。

荷物を積む前に少し練習して運転のコツを掴みつつ、荷物を積んでからは普段以上に安全を意識して運転するようにしましょう。

 

引越しでの荷造り・荷積みのコツ

お皿を梱包して段ボールに入れる女性

引越しの際に荷造りや荷物の積み込みをいい加減に行ってしまうと、荷物の破損や思わぬ事故の原因となってしまいます。

そこで引越しをする際の荷造り・荷積みのコツをそれぞれご紹介します。

まず荷造りですが、荷物は必ずしっかりと梱包するようにしましょう。
食器などは1つずつ新聞紙などで包んだり、小物はまとめて段ボールに入れるなどすることで、運搬中に破損しずらくなるだけでなく、運びやすくなり積みやすくもなります。

次に荷積みのコツです。
車の中へ荷物を積み込む順番は、大きな家具・家電は最後に積み込むようにしましょう。
理由は引越し先で荷物を下ろす際に、一番最初に大きな家具・家電から家の中に運び込む方が家の中が広々しているので運びやすく、効率がいいからです。

 

トラックで引越しするならトラックランドのレンタルサービス「ランドレンタカー」がおすすめ

ランドレンタカーの引っ越し専用車両
ここまで記事を読んでいただいて
「安く引越しできるのなら自分でやってみたい!」
このように思っている方に、まずやっていただきたいことがあります。

それは「自分にとっての適切な車両選び」です。

引越しする人の荷物の量、予算、引越し先までの距離などによって、適切な車のタイプはバラバラです。

「実際に私の場合はどの車を選んだらいいんだろう?」
このような悩みがあるのであれば、引越し専用に様々なタイプの車両を用意している【ランドレンタカー】でレンタル車両を探すことをおすすめします。

一人暮らしの荷物の少ない引越しから、4人家族以上の大荷物の引越しまで対応できる、幅広い車両が用意されています。

ぜひ一度車両の予約状況などを問い合わせてみてください。

ランドレンタカー
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レンタルトラックで引越しをするなら

トラックをレンタルして引越しをする際の、おすすめの車種やレンタル費用などを具体例を交えながらご紹介してきました。

・荷物の少ない一人暮らしなら、軽トラや軽バン レンタル代約6,000円〜

・荷物が多い一人暮らしなら、ワンボックスバン レンタル代約10,000円〜

・2人暮らしなら、平ボディ又はアルミバン レンタル代約8,000円〜15,000円程度(サイズによる)

・4人家族などの大荷物なら、アルミバン(4t)またはアルミウィング レンタル代約20,000円〜

ここに挙げたのはあくまで一例です。
実際にはここで挙げた車よりも小さい車で済むこともありますし、逆にもうワンサイズ大きな車でないと荷物が積みきれないこともあります。

重要なのは、ご自身の荷物がどの車種なら積みきれるかを適切に見極めることです。

ご自身にとってのお得な引越しのために、ベストな車を選び抜きましょう!