学校や園のPTAでは、広報委員が主体となって写真販売を行ったり、各委員で撮影した写真データを持ち寄って販売をしたりすることがあります。
しかし、PTAには様々な人が集まるため、「写真の販売が不安」「適切な方法がよく分からない」など、不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。
本記事では、PTAの写真販売を担当している人に向けて、おすすめのサービスをご紹介します。
Table of contents
PTAによる写真販売の方法
PTAによる写真販売の方法としては、大きく2パターンあります。
1つ目は、従来のPTAで一般的に行われていた「学校に写真を展示して販売する方法」です。
この方法は、「撮影→写真の印刷・掲示→集金用封筒配布→集金・集計→印刷・仕分け→配布」と、工数が多く、非常に手間がかかってしまうというデメリットがあります。
また、基本的には保護者に学校にきてもらう必要があるため、「仕事が忙しくて学校に行けない」という保護者には個別で対応が迫られることも。
さらに、PTAの担当者は写真撮影のプロではありませんから、「うちの子の写真がない」「いい写真が少ない」などのクレームに繋がってしまう可能性もあります。
2つ目は、「インターネットを利用して写真を販売する方法」で、こちらが近年では主流の写真の販売方法です。
インターネットで写真販売をするには、「写真販売サービス」や「写真販売システム」などを活用するのが一般的です。
これらを活用すると、「撮影→アップロード→販売」という少ない工数で写真の販売ができて非常に便利です。
また、カメラマンの派遣に対応している写真販売サービスであれば、派遣依頼をするだけで、写真販売をすべてお任せすることも可能です。
これから写真販売を検討しているPTAも、従来型の展示方法で写真販売をしているPTAも、インターネットでの写真販売がおすすめです。
PTAによる写真販売におすすめのサービス3選
PTAで写真販売をするときにおすすめのサービスを3つ厳選してご紹介します。
フォトレコ
出典:フォトレコ
フォトレコは、27,000事業者以上が導入している大手のインターネット写真販売システムです。
おすすめポイント
フォトレコのおすすめポイントは、導入費用と月額費用が無料な点です。PTAで写真販売サービスを導入するときに、最初にネックになるのが費用面ですが、フォトレコであればその心配は全くなくなります。
また、データ原価が0円で、プリント原価も業界最安水準のため、販売価格も非常に低価格に設定できるのもメリットです。
サービス詳細
フォトレコは、写真販売業務をすべてお任せできる写真販売サービスです。PTAで撮った写真は、アップロードするだけで手軽に販売できます。
カメラマンの派遣も無料で依頼できるので、時間もお金もかけずにPTAの写真販売が可能になります。
セキュリティ対策も充実しているので、安心して利用することができる写真販売サービスです。
スクールフォト
出典:スクールフォト
スクールフォトは、1952年創業の印刷事業者「大塚カラー」が運営するインターネット写真販売サービスです。
おすすめポイント
大塚カラーが手がけるスクールフォトは、高品質プリントがおすすめポイント。
創業70年以上の歴史で培ってきた色補正技術を生かし、写真を1点1点色補正することで、色鮮やかで高品質なプリントを実現しています。
サービス詳細
スクールフォトでは、1年ごとにパスワードを更新し、外部からのアクセスがでいないようにセキュリティ対策を行っています。
在学中は入学から卒業までの写真を閲覧・追加購入することができるので、子どもたちの成長記録として写真を残しておけるのも嬉しいポイント。
また、トリミング機能や文字入れ、回転ができるのもスクールフォトの魅力です。
フォトライク
出典:フォトライク
フォトライクは、写真を簡単・安全にサイト内の専用ページに掲載できて、保護者がその写真を閲覧・購入できるサービスです。
おすすめポイント
フォトライクのおすすめポイントは、導入コストも固定費もかからない点です。フォトライクでは、写真の売上の15%をシステム利用料として支払う仕組みになっています。
売り上げがない場合は、費用が発生しないので、行事ごとにスポット利用することが可能です。
サービス詳細
フォトライクでは、PTAの担当者や学校・園側、保護者側も、パソコン・タブレット・スマートフォンのいずれの端末からも閲覧・購入が可能です。
出張カメラマンを依頼する場合は、平日・土日祝、時間、移動料金などによって価格が変動しますので、ホームページで事前に確認しておきましょう。
写真販売サービスを選ぶ際のポイント
PTAの写真販売サービスを選ぶ際には、次の4つのポイントをチェックしましょう。
1つ目は、初期費用と月額利用料です。
PTAでは、使える予算が限られていると思いますので、あまり多くの費用がかかるとサービスの利用を承認してもらえないかもしれません。
初期費用や月額利用料がかからない写真販売サービスもありますので、無料で利用できるかどうかをチェックしましょう。
2つ目は、カメラマンの派遣に対応しているかどうかです。
PTAで学校行事の写真撮影を担当するのは、非常に手間がかかります。責任も重大で、撮影を担当してくれる人を見つけるのも大変です。
カメラマンの派遣に対応している写真販売サービスを利用すれば、撮影の手間もかかりませんし、保護者もゆっくりと学校行事を楽しむことができます。
3つ目は、セキュリティです。
学校には多くの保護者がいて、個人情報やセキュリティに関して敏感になっている方がいるかもしれません。
近年は情報セキュリティが問題視されることも多く、個人情報の流出は禁物。セキュリティ対策が十分になされている写真販売サービスを選ぶようにしてください。
4つ目は、サポート体制です。
PTAの写真販売でトラブルがあっても、基本的に学校は対応してくれません。
何かトラブルがあった時に自分たちで解決できるよう、サポート体制が整っている写真販売サービスを導入すると安心ですよ。
PTAによる写真販売の価格相場
写真販売サービスでは写真の販売価格を決められることが多いのですが、PTAで販売する場合はどのくらいの価格設定にすれば良いのでしょうか。
PTAによる写真販売の価格相場は、以下の通りです。
L版:50〜150円
2L版:150〜300円
写真販売の価格を決める時には、次のポイントを確認してみましょう。
1つ目は、収益化するかどうかです。
PTAの性質的に、大きな収益を見込む必要ないと思います。
多くの保護者に写真を購入してもらうためには、できるだけ低価格で販売するのが望ましいでしょう。
しかし、カメラマン派遣の費用やPTA活動の運営費などを賄うための利益は必要です。
そのため、全体の収益がプラスマイナスゼロになるくらいの販売価格にすると良いのではないでしょうか。
2つ目は、PTAが撮影した写真と、カメラマンが撮影した写真の販売価格のバランスです。
一般的に、PTAが撮影した写真の価格は低く、プロのカメラマンが撮影した写真の価格は高く設定します。
例えば、PTAで撮影した写真は50円、カメラマンが撮影した写真は120円などに設定すると良いです。
こうすることで、PTAで撮影した写真は利益が発生せず、カメラマンが撮影した写真で得た利益をかかった費用に充てることができるので、保護者にも納得感のある販売ができるでしょう。
PTAによる写真販売をするなら
PTAによる写真販売をするなら、インターネット写真販売サービスを利用するのがおすすめです。
写真販売サービスを利用すれば、手間も時間もかけず、保護者の満足度の高い写真を販売することができます。
初期費用や利用料、カメラマン派遣の費用がかからないサービスもありますので、しっかりとサービスを比較して、導入を検討してみてください。