保育園の写真係は責任重大です。保育園の先生はプロのカメラマンではないのに、クオリティの高い写真を要求されることもしばしば。
しっかり写真が撮れていないとトラブルに発展してしまうこともあるので、十分に注意が必要です。
そこで本記事では、保育園写真を上手に撮る方法や、先生の業務負担を軽減できるサービスをご紹介します。
保育園の写真係をしている方や、新たに任された方は必見です。
Table of contents
保育園の写真係の役割と重要性
保育園の写真係は、園のホームページに掲載する写真や、保護者に購入してもらう写真を撮影する大切な仕事です。
写真係になると、「撮影」「展示」「販売」「配布」などの業務を主に担当したり、印刷業者との連絡・調整を行ったりすることになります。
保育園では、入園・進級式をはじめ、遠足、夏祭り、お泊り保育、芋掘り、発表会、卒園式など、行事が沢山あるので、写真係の業務負担は大きいです。
また、当然のようにクオリティの高い写真が求められるのも、写真係の大変なところで、「うちの子が全然写っていない」「写真の質が悪い」「写真が折れていた」など、保護者からクレームが来ることもあるので、撮影から販売まで細心の注意が必要です。
【写真係の方必見】保育園での写真の撮り方・コツ
では、クレームにつながらないような写真を撮るためにはどうしたら良いのでしょうか。
保育園でより良い写真を撮る方法やコツについて紹介します。
明るい場所で撮る
明るい場所で撮ることで、雰囲気の良い写真を撮ることができます。室内の写真は、暗い写真になりがちです。なるべく光の当たる場所で撮影するようにしましょう。明るい場所はシャッタースピードが速くてもきれいに撮れるので、手ブレ防止にもなります。
オートフォーカス機能を使う
デジカメやスマホに搭載されているオートフォーカス機能を使うことで、ピントの合った写真を撮ることができます。
多くの機種では、画面をタップすることで、タップした場所にフォーカスする仕組みになっていますので、シャッターを切る前に撮りたい子どもの顔をタップするようにしましょう。
連写機能を使う
連射機能を使うことで、目つぶりやピンボケを気にせず写真撮影をすることができます。後々仕分けに時間がかかるというデメリットもありますが、良い写真が撮れなければ元も子もありません。
運動会や発表会など、動きが多くて撮り直しができないような行事では、連射機能を有効に活用しましょう。
子ども目線の自然な写真を撮る
スナップ写真は、日常のありのままの姿を撮影した写真のことです。保育園でどのような生活をしているのかを知りたい保護者はたくさんいます。
園児の生活の様子がわかる、自然な写真を多く撮影しましょう。写真を撮る時には、子どもの目線に合わせて撮影するのがおすすめです。子どもの気持ちに寄り添った、素敵な写真が撮れると思いますよ。
個人・グループ・全体の写真を撮る
写真を撮る時には、子ども自身を撮影するのはもちろん、活動の様子がわかることも大切です。例えば、砂場遊びをしている写真を撮るときは、砂場の様子が伝わるアングルで撮影すると、写真を見た時に「何をしている時の写真なのか」が伝わります。
他にも、お友だちと遊んでいる写真、行事全体の様子がわかる写真などを見たい保護者はたくさんいますので、倍率やアングルを変えながら色々な写真を撮るようにしましょう。
とにかくたくさん撮る
これまでに紹介した理由を含めて、とにかくたくさん撮影しておくことが大切です。ブレた写真や目つぶりの写真だけを販売するわけには行きません。
また、子どもによって写真の枚数に偏りがあると、クレームに発展しかねません。後で使わない写真も多くなってしまいますが、たくさん写真を撮っておけば、それらの問題を解決できるので、できるだけたくさんシャッターを切っておきましょう。
保育園での写真販売方法
撮影した写真は保護者向けに販売することになりますが、保育園で写真を販売するには、インターネット写真販売システム・サービスを利用するのが一般的です。
従来は、保育園内に写真を掲示して、集金袋で集金するのが一般的でしたが、近年では先生の業務負担を軽減できるように、写真販売システム・サービスを導入している園が多くなりました。
インターネット写真販売システム・サービスを導入すると、先生の業務負担が軽減できる他にも、様々なメリットがあります。
例えば、カメラマンを派遣してもらえるサービスがあります。園行事では、撮影ミスが許されないことが多いので、プロのカメラマンに撮影を任せられるのは安心です。先生の負担も減り、プロの機材と技術でクオリティの高い写真を撮れれば、一石二鳥。
また、インターネット写真販売システム・サービスは、オンライン決済に対応しているため、園で現金を扱う必要がないのもメリットです。
写真を購入する際は、自宅でゆっくり写真を選べたり、小銭を用意する必要がなくなったりすることなどから、保護者にも好評です。
保育園の写真販売でおすすめのサービス
保育園での写真販売におすすめのサービスを3つご紹介します。
【おすすめサービス】
・フォトレコ
・はいチーズ!
・ルクミー
フォトレコ
出典:フォトレコ
フォトレコは、27,000以上の事業者が導入している写真販売システムで、大手ならではの安心感があります。
おすすめポイント
初期費用や維持費がかからないのが大きなメリットです。初期費用も月額使用料も0円で利用できるサービスなので、気軽にシステムを導入することができます。
また、カメラマンの派遣も無料で対応しているのも魅力的です。提携しているカメラマンは、全国に1,000名以上います。入園入学・卒園卒業シーズンや運動会シーズンなど、イベントが重なりやすい時期でも、「人手不足でカメラマンの派遣ができない」という心配が基本的にないのもおすすめの理由です。
サービス詳細
サービス名 | Photo Reco |
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運営会社 | 株式会社エクスラント |
主な機能 | ・パソコン、スマホ、タブレット対応 ・アルバム機能 ・スクール認証キー ・カメラマン派遣 ・自動撮影プラン ・顔検索機能 ・お知らせメール自動配信 |
サイトURL | https://www.photoreco.com/ |
はいチーズ!
出典:はいチーズ!フォト
はいチーズ!フォトは、保育園・幼稚園のシェアNo.1(はいチーズ!フォト調べ)のインターネット写真販売サービスです。
おすすめポイント
カメラマン派遣サービスでは、スクールフォト専門のカメラマンが撮影を担当してくれます。園児との接し方に慣れているカメラマンが来てくれるのは安心です。
また、撮影した写真は無料でダウンロードできて、使い放題な点もおすすめ。プロが撮影した写真を保育園のホームページやクラスのお便りに使えるのは便利です。
サービス詳細
サービス名 | はいチーズ!フォト |
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運営会社 | 千株式会社 |
主な機能 | ・スマホ、パソコン、タブレット対応 ・カメラマン派遣 ・写真閲覧キー ・園児ごとの写真枚数自動カウント ・NG写真の削除 ・顔認証機能 ・トリミング機能 |
サイトURL | https://8122.jp/ |
ルクミーフォト
出典:ルクミー
おすすめポイント
専用アプリで撮影すると、自動で写真をアップロードしてくれて、クラス分けもしてくれる点が特徴です。
撮影した写真は、ルクミーの他の機能と連携して、連絡帳やお便りですぐに保護者と共有できます。「ルクミー連絡帳」「ルクミー午睡チェック」「ルクミーシフト管理」など、様々なサービスを提供しているので、1からシステムを作りたいという園にもおすすめのサービスです。
サービス詳細
サービス名 | ルクミーフォト |
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運営会社 | ユニファ株式会社 |
主な機能 | ・カメラマン派遣 ・顔認証機能 ・自動クラス分け、日付分け ・お知らせメール自動配信 ・園児ごとの写真枚数自動カウント ・NG写真の削除 ・オンラインサポート |
サイトURL | https://lookmee.jp/photo/ |
保育園の写真係の方へ
保育園の写真係は責任重大で大切な仕事です。
担当者の業務負担が大きいため、インターネット写真販売サービスを導入していない園は、早期に導入を検討したほうが良いでしょう。
ぜひ、今回ご紹介したサービスを中心に、先生の負担が少なく、費用負担も少ないサービスを選ぶようにしてください。