全国の至る所で行われているスポーツイベント。
イベントでは、大会の出場者をターゲットとした写真撮影・販売をしているところも多いのではないでしょうか。
しかし、マラソン大会のように競技場が広いと、写真撮影をするだけでも多大な労力をかけることになります。
そこで本記事ではマラソン大会でおすすめの写真販売サービスについて解説します。
Table of contents
マラソン大会の写真を販売する方法
マラソン大会の写真を販売するには、インターネット写真販売サービスやシステムを利用するのが一般的です。
写真販売サービスとは、撮影した写真をアップロードするだけで、手軽に写真を閲覧・購入できるシステムのことを言います。
近年はインターネット環境さえあれば、誰でも簡単に写真販売サービスを利用できるようになっています。
写真販売サービスは、カメラマン派遣サービスが付帯していることが多いというのもメリットです。
特に、マラソン大会のように出場者の行動範囲が広いと、運営側の人手が必要になります。
また、走る選手をきれいに撮影するためには、それなりの機材や撮影技術が欠かせません。
これらの問題を解決して出場者が購入したくなるような写真を撮影するためには、プロのカメラマンに写真撮影を依頼するのが一番です。
また、イベントごとに認証キーやパスワードを設定することで、セキュリティ対策ができるのもメリットです。
カード決済やコンビニ決済などの決済方法に対応しているのが一般的ですので、現金を扱う必要もなく、安心・安全に運用することができます。
さらに、ダウンロード販売ができるのもメリットです。
写真をプリントして個別に送付するとなると、発送業務や個人情報の取り扱い等で大変な負担になります。
しかし、多くの場合は撮影データのダウンロード販売をすることができるので、アップロードするだけで手軽に販売できるというのもメリット。
プロカメラマンによるクオリティの高い写真を撮影し、安全に一般販売するためには、写真販売サービスを利用するのがおすすめです。
マラソン大会の写真販売におすすめのサービス3選
マラソン大会の写真販売におすすめのサービスを3つ厳選しました。
それぞれに特徴が異なりますので、しっかりと比較してから導入を検討してみてください。
フォトレコ
出典:幼稚園・保育園・小学校・中学校など各種スクール向けインターネット写真販売サービス「フォトレコ」
フォトレコは、カメラマンなどが撮影した写真をインターネット上で掲載・販売できるサービスです。
おすすめポイント
フォトレコは、運営側の費用負担0円で利用できるのが最大のおすすめポイントです。
初期費用も、月額利用料も、カメラマン派遣費用も、すべて無料で利用することができます。
カメラマンを派遣してもらえるため、マラソン大会などのスポーツイベントでも、プロの手による高品質な写真を販売できるのもメリットです。
また、業界最安級の料金設定になっており、販売価格を抑えることができるため、購入者側も納得の料金で写真を購入できるのも嬉しいポイントでしょう。
サービス詳細
フォトレコは、撮影枚数に制限なく写真を公開できるのもメリットです。個人写真が多くなりがちなマラソン大会だと、どうしても撮影枚数が多くなってしまいますが、写真枚数に制限がないので心置きなくシャッターを切ることができます。
また、セキュリティ対策も厳重にされているのもポイントです。
個人情報はSSL暗号化通信により守られており、認証キーで不正アクセスをブロックしています。安心・安全にサービスを利用することができます。
フォトストア
出典:フォトストア
インターネットでの写真販売に特化し、顔認証で写真を探すことができる「フォトストア」
おすすめポイント
フォトストアは、写真館や出張カメラマンをターゲットとした写真販売サービスで、販売機能だけでなく管理系の機能も充実しています。
そのため、すでにマラソン大会で撮影を依頼するカメラマンと契約を結んでおり、写真販売サービスのみ導入したい場合に向いているサービスと言えるでしょう。
「3日間無料お試し」を利用することができるので、実際に使用感を確かめられるのもフォトストアのメリットです。
サービス詳細
フォトストアでは、「フリープラン」と「まるごとお任せプラン」の2プランから選ぶことができます。
マラソン大会で利用するなら、「撮影とアップロード以外をすべてお任せできる「まるごとお任せプラン」がおすすめです。
「まるごとお任せプラン」は、初期費用8,250円(税込)から利用できて、システム利用料は月毎の売り上げに応じて請求される仕組みになっています。
ただし、「まるごとお任せプラン」は12カ月契約にのみ対応している点に注意しておきましょう。
フォトスポット
出典:フォトスポット
フォトスポットは、スクールアルバムの制作を手がけるダイコロ株式会社が開発・運用を行う写真販売サービスです。
おすすめポイント
フォトスポットは、購入者に嬉しい機能が付いているのが特徴です。
例えば、ルーペ拡大機能がありますので、マラソン大会での集団を捉えた写真でも個人を見分けやすくなっています。
また、トリミング機能もありますので、必要なところだけ拡大してプリントすることも可能です。
販売ごとにパスワードを設定できたり、写真に透かしを入れてコピー防止ができたりするなど、セキュリティ対策も万全です。
サービス詳細
フォトスポットを運営しているダイコロ株式会社は、スクールアルバムの制作が主な業務の写真販売システムです。
そのため、撮影経験が豊富な学校におけるマラソン大会などでは、安心して撮影をお任せできるでしょう。
困ったことがあれば、電話でサポート事務局が対応してくれるのも安心です。
マラソン大会の写真販売に関する注意点
マラソン大会の写真販売をする上で、注意しておくべき点があります。
まず、マラソン大会の運営以外の業者が写真販売をする場合、マラソン大会に関する写真の使用・販売許可が必要な点です。
大会の規定で「マラソン大会に関する写真・映像の著作権は主催者に属する」などとなっている場合は、大会事務局に撮影許可・販売許可を取る必要があります。
次に、プライバシー・肖像権の問題です。
事前に撮影許可が取れた場合でも、参加者の中には写真の掲載・使用がNGな方がいるかもしれません。
NGの選手の番号をきちんと把握して、プライバシー・肖像権を侵害しないように気を付けましょう。
またマラソン大会の参加者だけなく、沿道の観客などへの配慮も必要で、不適切な写真が掲載・販売されないようにしっかりとチェックしてください。
写真の著作権が誰に属するのかも事前に確認しておきましょう。カメラマンが写真著作権を持ったままだと、2次利用・3次利用などのトラブルに発展しかねません。
写真販売サービスで著作権を管理できるようにカメラマンと事前に契約を結んでおくのが望ましいでしょう。
さらに、撮影場所・方法の事前確認等も重要な業務です。
万が一マラソン大会に支障が出てしまうと、二度と撮影許可が降りない可能性もあります。
選手がどのようなコースを走るのか、どこが撮影スポットとして適切なのか、どのような写真を撮るのかなど、事前に撮影場所・方法を確認しておいてください。
マラソン大会の写真を販売するなら
マラソン大会の写真を販売するなら、手軽に写真を販売することができるインターネット写真販売サービスを利用するのが一般的です。
写真販売サービスは、それぞれに特徴や利用料等が異なりますので、しっかりと内容を確認してから申し込むようにしましょう。
また、紹介した注意点を踏まえて、マラソン大会の感動的な瞬間を選手の手元にお届けできるようにしていただけたらと思います。