アウトドアが好きな人の中には、キャンプ用のバッテリーを探されている方もいるかと思います。バッテリーがあれば、屋外のキャンプでも冷蔵庫や扇風機、電気毛布など、さまざまな電気製品が使用可能です。
しかし、バッテリーは高額なため、キャンプに行く頻度が低い方は購入をためらっているのではないでしょうか。そのような方におすすめしたいのが、バッテリーのレンタルサービスです。
本記事では、レンタル可能なキャンプ用バッテリーのおすすめ3製品をご紹介します。バッテリーの活用方法や選び方についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
Table of contents
キャンプでのバッテリー活用方法
引用元:仮設材.com
キャンプでのバッテリー活用方法には、以下のようなものがあります。
- ・冷暖房対策
- ・手の込んだキャンプ料理が楽しめる
- ・パソコンやスマートフォンの充電
バッテリーは、キャンプでの冷暖房対策に活用できます。屋外のキャンプ場でも、夏は扇風機やサーキュレーターで涼しく、冬は電気毛布やホットカーペットで暖かく過ごせます。
また、キャンプ料理を作る際にも活用できるため、炊飯器でご飯を炊いたり、電子レンジで冷凍食品を温めたりするのにも便利です。
火を使わないバッテリーであれば、安全に調理できるので、お子様がいるキャンプでも安心して料理を楽しめます。
ほかにも、パソコンやスマートフォンなど、仕事や生活の必需品ともいえる電化製品の充電にも利用できます。出力ポートが多く容量も大きいため、スマートフォンやパソコンと一緒にほかの家電製品を充電できるのも便利な点です。
キャンプ用バッテリーはレンタルがおすすめ
キャンプ用バッテリーを利用するならレンタルがおすすめです。
ここでは、レンタルをおすすめするメリットとバッテリーの選び方を解説します。
レンタルするメリット
キャンプ用バッテリーをレンタルする主なメリットは、以下の3点です。
- ・購入より手頃な価格で利用できる
- ・試用できるので、自分に合うバッテリーの容量が確認できる
- ・使いたいときにだけ利用できる
バッテリーの価格は容量によって異なりますが、購入する場合だと小型なタイプでも2万円以上、大型のタイプだと数十万と高額です。
その点レンタルであれば、1日数千円程度で利用できます。そのため、そこまで頻繁にキャンプに行かない方であれば、購入するよりレンタルの方がお得にバッテリーを使用できます。
また、実際にバッテリーを使用してみなければ「どのような家電製品が使えるか」「どれだけの時間使い続けられるのか」といった製品の使い勝手を確認できません。
キャンプ用のバッテリーを購入する前に、レンタルで試運転してみることで、用途にあった適切な容量・性能の製品を選べるでしょう。
加えて、使いたい時だけ利用できる手軽さもレンタルの魅力です。使用頻度が少ない方の場合は、使いたい時にだけレンタルする方が、劣化の心配もなく動作確認の手間もかからないため、手軽に利用できます。
キャンプ用バッテリーの選び方
キャンプ用バッテリーを選ぶ際のおもなポイントとして、以下の4点が挙げられます。
- ・バッテリーの充電容量
- ・定格出力の大きさ
- ・出力ポートの数や種類
- ・重量
バッテリーを選ぶ際は、まず充電容量を確認しましょう。充電容量が多いほど長時間使用できますが、価格は高くなり、製品サイズも大きくなります。
また、定格出力を超える消費電力の電気製品は使用できないため、使用用途や使いたい家電に合わせて適切な出力のバッテリーを選ぶことが大切です。
加えて、出力ポートの種類や数が多いと、同時に複数の電気製品を使用できるため、利便性が高まります。
その他、持ち運びしやすい重量である点も確認しておくべきポイントです。持ち運びが簡単なキャスター付きタイプやコンパクトなサイズのバッテリーを選ぶと、幅広い場所・シーンで活用しやすくなります。
レンタル可能なキャンプ用バッテリーおすすめ3選
ここからはレンタル可能なキャンプ用バッテリーのおすすめ製品として、以下の3点をご紹介します。
- ・バッテリータンクPlus | 大同機械
- ・Jackeryポータブル電源|Jackery
- ・aiper ポータブル電源 | hinataレンタル
バッテリータンクPlus | 大同機械
引用元:仮設材.com
1つめのおすすめバッテリーは、大同機械が取り扱っている「バッテリータンクPlus」です。
「バッテリータンクPlus」の製品仕様は、以下の通りです。
引用元:仮設材.com
バッテリータンクPlusは、安全性の高いリン酸鉄リチウムイオンを採用した可搬型バッテリーです。
定格出力1000W、瞬間最大出力1750Wの大容量で長時間使用でき、オーブントースターやドライヤーなど、高出力の家電製品にも対応しています。
また、使用環境を選ばないタフな設計でありながら、静音で臭いが軽減されているだけでなく、過充電・過放電・過電流などを避ける回路設計を搭載しているため、安全性にも配慮されています。
さらに、IP X3を採用しているため防滴性があり、雨の日にも使用可能です。
そのほか、持ち運びに便利なキャスター付きで移動も簡単にできるため、どのような場所にも対応できる汎用性の高さも魅力といえるでしょう。
バッテリータンクPlusの製品詳細について詳しく知りたい方は、以下のページをご確認ください。
なお、レンタルは「基本料金2,530円(税込)+日数料金」で利用可能です。最低利用期間は3日からとなっており、レンタル日数3日間の料金が2,640円(税込)となるため、合計5,170円(税込)から利用できます。
レンタルの詳細について詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
Jackeryポータブル電源|Jackery
引用元:Jackery Japan
2つめのおすすめバッテリーは、Jackeryの「Jackeryポータブル電源」です。
「Jackeryポータブル電源」の製品仕様は、以下の通りです。
引用元:Jackery Japan
Jackeryポータブル電源1000は、定格出力が1,000W、瞬間最大出力2,000Wの大容量ポータブル電源です。
純正弦波を採用しており、スマートフォンやノートパソコンの充電はもちろん、電気ケトルや炊飯器など、1000W以内の電気製品であれば幅広く使用できます。
また、リチウムイオン電池の国際基準の1つである「UN38.3」(国連特別輸送試験)の認証も取得済みなので、安全性も高いのが特徴です。
さらに、持ち運びに便利なボックス形状を採用し、ハンドルにはラバー素材が使用されているため、濡れた手で持っても滑りにくい安全な設計になっています。ハンドルは収納できるため、省スペースで場所をとらない点も魅力です。
なお、レンタルは「ゲオあれこれレンタル」または「Rentio(レンティオ)」で受け付けています。
どちらも最短利用期間は7泊8日となっており、ゲオあれこれレンタルは6,980円、Rentioは8,980円から利用できます。さまざまな容量のバッテリーをレンタルできるため、用途に合わせて製品を選択しましょう。
製品やレンタルの詳細について詳しく知りたい方は、以下のページをご確認ください。
aiper ポータブル電源 | hinataレンタル
引用元:hinataレンタル
3つめのおすすめバッテリーは、hinataレンタルの「aiper ポータブル電源」です。
「aiper ポータブル電源」の製品仕様は、以下の通りです。
引用元:hinataレンタル
aiper ポータブル電源は1.8kgと軽量で、お子様や女性の方でも楽に持ち運びできる点が特徴です。容量は150Wで、コンパクトなコーヒーマシンやパソコン、スマートフォンの充電などにも対応しています。
また、パナソニック製リチウムイオン電池を採用しているため、燃える心配がなくて安全性も抜群です。
さらに、大画面のLCDディスプレイを搭載しているため、バッテリー残量を一目で確認できます。
その他、出力口にゴム製のキャップが付いているため、雨が降っても安心して利用できる点も便利なポイントです。
なお、最低利用期間は1泊2日となっており、3,500円(税込)から利用できます。
レンタルや製品の詳細について詳しく知りたい方は、以下のページをご確認ください。
レンタル可能なおすすめキャンプ用バッテリーのスペック比較一覧表
以下にレンタル可能なキャンプ用バッテリーのスペック比較を一覧にまとめましたので、各項目別に確認したい方はぜひ参考にしてください。
商品名 | 大同機械「バッテリータンクPlus」 | Jackery「ポータブル電源1000」 | Aipe「ポータブル電源 FLASH150」 | |
---|---|---|---|---|
バッテリー | リン酸鉄リチウムイオン | リチウムイオン電池 | リチウムイオン電池 | |
バッテリー容量 | 1000Wh | 1002Wh | 162Wh | |
バッテリーサイクル寿命※ | 約10000回 | 約500回 | 約500回 | |
充電時間 | 約3時間 | 約7.5時間 | 7〜8時間 | |
AC出力特性 | 定格出力 | AC100V 1000W(2口計) | AC100V 1000W(3口計) | AC100V 150W |
瞬間最大出力容量 | 1150W(1分間) / 1750W(1秒間) | 2000W | 200W | |
出力周波数 | 50Hzまたは60Hz専用品 | 60Hz | 60Hz | |
DC出力特性 | 定格電圧 | 5V/2A (2口) 12V/2A (1口) |
USB-A:5V/2.4A 2×USB-C:5V/3A、9V/2A、12V/1.5A QC3.0:5~6V/3A、6.5~9V/2A、9~12V/1.5A |
2×9V〜12.6V/5A 2×USB-A:5V/2.1A QC3.0:5V〜9V Type-C:5V〜20V |
構造 | 外形寸法 | W365㎜×D229㎜×H559㎜ | W332㎜×D233㎜×H243㎜ | W245㎜×D108㎜×H132㎜ |
自重 | 25kg | 10.6kg | 1.75kg | |
使用環境条件 | 動作温度 | −5℃~45℃ | −10℃〜40℃ | −10℃〜45℃ |
保存温度 | 0℃~40℃ | −10℃〜40℃ | 0℃〜40℃ | |
防滴性 | IP X3(防雨)準拠 | なし | なし | |
UPS機能 | 有 | なし | なし | |
生産国 | 日本製(セルは台湾製) | 中国製 | 中国製 |
キャンプ用バッテリーをレンタルするなら
バッテリーはキャンプ時の冷暖房対策やキャンプ料理作り、スマートフォンやパソコンの充電など、幅広いシーンで活躍します。キャンプの快適度が上がる非常に便利なアイテムですが、本体価格は高額な傾向にあります。
そこでおすすめなのが、キャンプ用バッテリーのレンタルです。レンタルであれば、購入より手頃な価格で使いたいときにだけ利用できるので、劣化の心配もなく動作確認の必要もありません。
レンタルサービスを上手に活用して、低コストで快適なキャンプをお楽しみください。
なお、キャンプ用バッテリーをレンタル・購入する際は、以下のポイントを確認しましょう。
- ・バッテリーの充電容量
- ・定格出力
- ・出力ポートの数や種類
- ・重量
用途や活用するシーン・場所などによって、キャンプ用バッテリーに求められるスペックは変わるため、4つのポイントを吟味したうえで、適切な製品を選択してください!