【保育園のDX化】必要性や主な事例・関連サービスを紹介
  • 子育て
Date:2026/01/09

【保育園のDX化】必要性や主な事例・関連サービスを紹介

「保育園のDX化が必要なのはわかっているが、何から進めればいいのかわからない…」そんな不安を抱えながら情報収集をしている方も多いのではないでしょうか?

保育園の現場では、紙の連絡帳や写真管理、職員同士の共有など、アナログのまま行っている業務も多いのが実情でしょう。

この記事では、保育園のDX化が求められる理由や導入するメリット、課題や導入事例に加え、おすすめサービスを紹介します。

保育園のDX化とは?

保育園のDX化とは?
DXとは「デジタルトランスフォーメーション」を指し、企業や施設がICT(情報通信技術)やデジタルツールを活用して、サービス・業務・仕組みをより良い形へ変えていく取り組みのことです。

紙や古いシステムに頼っていた業務を見直し、効率化や質の向上、競争力を高めることを目的としています。

つまり保育園のDX化とは、ICTやデジタル技術を活用して保育士の業務負担を軽くし、保育の質の向上を目指す取り組みです。

 

DX化が求められる理由 

保育園のDX化が求められる背景には保育士の業務負荷の大きさがあります。保育園では子どもたちを保育する以外に、日誌の作成や記録の管理、行事の準備や写真販売、保護者対応など、日々めまぐるしい量の業務に追われています。

業務負荷が大きいことが原因で保育士が疲弊し、保育の質が低下したり離職したりするケースが少なくありません。

そうした理由から、デジタル技術の活用で業務負担を大幅に減らせる保育園のDX化が求められているのです。

保育園のDX化のメリットと課題

保育園のDX化のメリットと課題
保育園のDX化を進めることで得られるメリットと、課題を確認していきましょう。

 

メリット  

保育園のDX化を進めると、以下のようなメリットがあります。

業務負担を削減できる

毎日の連絡帳や登降園記録、出欠管理、保育日誌など、手書きの作業をデジタル化することで記入や整理、保管にかかる手間や時間を削減できます。

また、延長保育料の計算なども自動集計してくれるため、計算や集計にかかる作業負担を減らせます。さらに、行事の写真販売など大きな負担になりがちな業務も効率化できるのがメリットです。

保育の質の向上

保育園のDX化を進めることで、事務作業にかけていた時間や手間が大幅に削減できます。その結果、子どもたちと向き合う時間が増えて保育の質の向上につながります。

また、子どもたちの健康記録や成長記録なども一括で管理できるため、一人ひとりに応じた保育計画も立てやすくなるでしょう。

 

課題

保育園のDX化はメリットがある一方で課題もあります。具体的にどんな課題があるのか見ていきましょう。

導入コストがかかる

保育園でDX化を進めるためには、ITインフラを整えなければならず、導入コストがかかる場合もあります。主なITインフラは、インターネット・Wi-Fi環境、パソコンやタブレットなどの端末、保育ICTシステムなどです。

保育ICTシステムとは、業務を効率化するアプリなどのデジタルツールを指します。それらを導入するのにコストがかかる場合もあるため、自治体の補助金制度などを活用するのもおすすめです。

システムの操作方法を覚える必要がある

保育園のDX化するにあたり、職員がシステムの操作方法を覚える必要があります。紙ベースの業務をしてきていると、デジタルツールに慣れるまで時間がかかるかもしれません。

マニュアルの作成や研修会を行うなどの手間や時間が必要な場合もあるでしょう。DX化を進める際には、できるだけ簡単に操作できるツールを選ぶのがおすすめです。

セキュリティ対策をする必要がある

保育園のDX化で避けられない課題が、セキュリティ対策です。インターネット上で個人情報を取り扱うため、サイバー攻撃などによる個人情報の流出には十分に気をつけなければなりません。

セキュリティ対策が万全なサービスを選ぶなど、プライバシーの保護は徹底しましょう。また、職員のネットリテラシーを高めることも重要です。

保育園DXの事例

保育園DXの事例
近年、保育園ではDX化が進んでおり、業務の効率化や保護者との連携強化につながるDXの事例が増えています。

 

デジタル日誌

ある保育園では、手書きの保育日誌から写真を撮ってコメントを残す「デジタル日誌」に移行した事例があります。DX化する前は、1ページの半分が埋まるほどの量の保育日誌を書いており時間がかかっていたといいます。しかし、ICTを導入して「写真を撮り、コメントを書いて送る」といったデジタル日誌にしてからは、作業の時間が短縮され、子どもと向き合う時間が増えたそうです。

 

オンライン写真販売サービス

園の行事で撮った写真をオンライン販売サービスに切り替えた保育園の事例もあります。展示販売のときには、写真の選定や集金、梱包、配布などすべて手作業で行っており、大きな負担がかかっていましたが、オンライン写真販売サービスを導入したところ、写真のアップロードが簡単にできるようになり、写真選定や集金などの負担が大きく改善。3ヶ月に1回が限度だった写真販売の頻度が高くなり、保護者とのつながりが深まったといいます。

おすすめの写真販売システム3選

先述した通り、保育園のDX化を進めるに当たって重要なのが、段階を踏んで取り組むことです。

いきなり難しいシステムを導入しても、職員の理解が追い付かず負担になってしまいます。

初めてのDX化の取り組みとして、おすすめなのが写真販売システムです。

ここでは、おすすめの写真販売システムを、厳選して3つご紹介します!

 

フォトレコ

フォトレコ
出典:フォトレコ

フォトレコは無料で導入できるオンライン写真販売システムです。

すでに32,000以上の事業者・団体で利用されており、保育園や学校を始め、スポーツイベントや地域行事などさまざまなシーンで活用されています。

おすすめポイント

フォトレコの特徴は、写真をアップロードするだけで、手軽にオンライン販売ができる点です。展示や集金、配布などの作業が不要になるため、事務作業を大幅に削減できます。

また、導入コストや月額料金がかからず、プロカメラマンへの依頼費用も無料のため、導入しやすい点も魅力です。さらに、スマホやタブレットからいつでも購入できる使いやすさにより、保護者の満足度アップも期待できます。

セキュリティ対策も万全で、DX化の課題もクリアできます。職員も保護者も安心して使える写真販売システムです。

サービス詳細

サービス名 Photo Reco
運営会社 株式会社エクスラント
主な機能 ・パソコン、スマホ、タブレット対応
・顔検索機能
・認証キー
・カメラマン派遣
・写真アップロード枚数無制限
・お知らせメール自動配信
サイトURL https://www.photoreco.com/

フォトレコの詳細はこちら

 

スナップスナップ

スナップスナップ 
出典:スナップスナップ

スナップスナップは、園や学校に特化したオンライン写真販売システムです。

写真は施設ごとに専用ページで管理されており、保護者はスマホやパソコンで好きなタイミングで写真を確認・購入できます。

おすすめポイント

スナップスナップの魅力は、アップロードした写真を無料・無制限で保存できる点です。保存期間に期限がなく、長期間写真データが残せるため、後から写真を探したいときにも困りません。

さらに写真購入に関するサポート窓口や、専属カメラマンの派遣サービスなど、サポート体制も整っている点もポイントです。

サービス詳細

サービス名 snap snap
運営会社 株式会社フォトクリエイト
主な機能 ・スマホ、パソコン対応
・売上管理機能
・自動メール配信機能
・お問い合わせ対応
・プライバシー対応
サイトURL https://snapsnap.jp/

スナップスナップの詳細はこちら

 

えんフォト

えんフォト
出典:えんフォト

えんフォトは幼稚園と保育園での利用に特化したオンライン写真販売システムです。

写真の閲覧・注文・支払いまでをWEB上で完結できるため、職員の業務負担を減らせます。

保護者にとっても購入しやすいのが魅力です。

おすすめポイント

えんフォトのおすすめポイントは、写真販売に関する細かな作業が効率化できることです。例えば、販売開始のタイミングで保護者へお知らせメールが自動で配信されるため、園側で案内文を作成する必要がありません。

また、販売期間は最大6年間まで設定可能。卒園後に写真を振り返り、購入もできるので保護者にも喜ばれるでしょう。

サービス詳細

サービス名 えんフォト
運営会社 株式会社うるる
主な機能 ・保護者にお知らせメール自動配信
・販売期間は最大6年間
・販売枚数や売上金の自動集計
・カメラマン派遣(有料)
・園への一括送付
サイトURL https://en-photo.net/

えんフォトの詳細はこちら

保育園のDX化は必須

保育園のDX化は必須
保育園のDX化は、業務の効率化や保育の質の向上、そして職員が働き続けられる環境づくりに欠かせない取り組みです。

まずは、コストがかからない「オンライン写真販売システムの導入」などハードルの低い取り組みから始めて、無理なく推進していくと良いでしょう。

職員の負担を減らし、保育の質をより高めるためにも、DX化をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。