保育園で保護者と写真を共有するには?主な方法・おすすめサービスを紹介
  • 子育て
Date:2025/07/08

保育園で保護者と写真を共有するには?主な方法・おすすめサービスを紹介

子どもたちの日常の様子を伝えるために、保護者と写真を共有するのは効果的な方法です。
しかし、写真の共有の仕方については気をつけないと、管理や個人情報の問題が発生します。

そこで本記事では、保育園での写真共有の方法をはじめ、おすすめのサービスを取り上げて紹介します。

保育園で保護者と写真を共有するには?

保育園で保護者と写真を共有するには?
保育園では、日常の保育の様子を知ってもらうために、保護者に写真を共有することがあります。
写真の共有は、保護者の理解を得るためにも有効な方法ですので、積極的に活用したいところ。

保育園で写真を共有する方法としては、主に次の2つの方法があります。

 

ICTシステムの活用

ICTシステムとは、保育園業務の効率化のために開発されたシステムです。ICTシステムには、出欠管理、健康観察、連絡帳、おたより配信など、様々な機能が備わっていて、その中の機能の1つに写真共有機能があります。

ICTシステムの写真共有機能を使うと、業務の中で写真の共有ができるのがメリットです。特別なシステムを導入することなく写真の共有ができるので、保育士にとっても負担感が少なくて済みます。
また、ICTシステムはセキュリティ面が優れていることが多く、個人情報保護の観点からも有効な手段です。

さらに、ICTシステムと連動したアプリで手軽に写真を見ることができるので、保護者にとっても便利なシステムだと言えます。一方で、ICTシステムの写真共有機能だと写真の販売機能が備わっていないことがあり、「写真を販売して欲しい」というニーズに応えられないことがあります。

 

写真販売システム・サービスの活用

写真販売システム・サービスは、写真をオンラインで販売できるサービスです。保育園や学校で導入が進んでおり、撮影した写真を専用サイトにアップロードするだけで手軽に販売することができます。

先生が撮影した写真を販売することもできますし、カメラマンを派遣してもらって撮影を依頼することもできます。

初期費用や月額利用料が無料のサービスもあり、コスト面の心配がいらないのもポイント。写真販売システム・サービスは、パスワードやログイン認証で閲覧範囲を制限できるので、セキュリティ面も安心です。

また、顔認証機能が備わっているサービスも多く、枚数が多くなりがちな日常のスナップ写真でも、子どもを探しやすくなっています。メリットの多い写真販売システム・サービスですが、サービスによって利用料やカメラマン派遣の費用がかかることもあるので注意しましょう。

関連システム・サービスを選ぶ際のポイント

関連システム・サービスを選ぶ際のポイント
保護者と写真を共有できるシステムやサービスを導入する際には、次のポイントに気をつけて選びましょう。

 

運用形態

保育業務一体型のICTシステムを導入するか、写真販売やカメラマン派遣が利用できる写真販売システム・サービスを利用するのか、まずは運用形態を決めましょう。

すでに保育園のICTシステムを導入している園なら、写真販売システム・サービスを導入する方が手軽に始められます。

 

料金・費用

無料で利用できるサービスもありますし、有料で多機能なサービスもあります。有料のサービスを使うと、ランニングコストがかかりますので、費用を念頭にサービスを選びましょう。

 

セキュリティ

写真共有は、個人情報に関わる問題です。万が一にも個人情報の流出は避けなければいけません。
パスワード、アクセス制限、暗号化通信、画像保護など、セキュリティ対策が万全なサービスを選ぶようにしましょう。

 

機能

大量の写真を管理するのは、先生にとって負担になります。クラスごとの自動分類機能、タイムスタンプによる並び替え機能、顔認証による子どもごとの分類など、写真を管理しやすい機能が付いたサービスを選ぶのが便利です。

 

サポート体制

保護者からの問い合わせや写真販売のシステムトラブルなど、困った時に力になってもらえるサービスがおすすめです。なるべく先生の負担にならないように、サポート体制がしっかりとしたサービスを選ぶのが良いでしょう。

【保育園向け】写真共有・販売が可能なサービス5選

上記のポイントを踏まえて、写真共有・販売ができるサービスを5つ厳選してご紹介します。

 

フォトレコ

フォトレコ
出典:フォトレコ

フォトレコは、32,000以上の事業者が導入している写真販売サービスです。

おすすめポイント

フォトレコは、無料で導入できる写真販売システムです。プロカメラマンの派遣も無料でしてもらえるので、園行事などで助かるでしょう。

先生が撮った写真も、アップロードするだけで専用サイトに展示することができ、保護者もスマホやタブレットから手軽に閲覧することができるので便利です。

面倒な手続きが不要で、登録後すぐに利用することができるので、初めて写真販売システム・サービスを導入する学校にもおすすめです。

サービス詳細

サービス名 Photo Reco
運営会社 株式会社エクスラント
主な機能 ・パソコン、スマホ、タブレット対応
・アルバム機能
・セキュリティキー
・カメラマン派遣
・自動撮影プラン
・顔検索機能
・お知らせメール自動配信
サイトURL https://www.photoreco.com/

フォトレコの詳細はこちら

 

コドモン

コドモン
出典:コドモン

コドモンは、22,000以上の施設に導入されている保育・教育施設向けの業務支援ツールです。

おすすめポイント

施設運営や毎日の保育業務を支えるツールが揃った業務支援サービスで、保育園で撮影した写真の共有と販売もできます。

先生は写真をアップロードするだけで、保護者もアプリから手軽に購入が可能です。無料でカメラマンの派遣サービスを利用できるので、行事の時にも役立ちます。業務支援と一体化しているので、ICTシステムを新たに導入したい園におすすめです。

サービス詳細

サービス名 CoDMON
運営会社 株式会社コドモン
主な機能 ・保護者連絡
・登降園園管理
・請求管理、集金支援
・用品販売
・帳票作成写真共有、販売
・動画配信
・シフト管理
・発育記録
・午睡チェック
・給食管理
・バス運行管理
・オンライン研修
サイトURL https://www.codmon.com/service/photo/

コドモンの詳細はこちら

 

せんせいみて!

せんせいみて!
出典:せんせいみて!

せんせいみて!は、保育の様子を写真と動画でリアルタイムに保護者へ伝えることに特化したシステムです。

おすすめポイント

保育写真や動画をリアルタイムで配信できるのが特徴です。先生に必要な操作は、スマホ型カメラで「撮る」と「共有する」の操作のみ。

AIが園児の顔を自動で認識して、偏りなく写っているかチェックしてくれるのも便利です。なお、利用料金は月額4,980円〜になっています。

サービス詳細

サービス名 せんせいみて!®︎
運営会社 株式会社ルクレ
主な機能 ・写真共有
・動画配信
・顔認証AI(撮影枚数自動カウント)
・写真NGの園児の検出
サイトURL https://senseimite.com/index.html

せんせいみて!はこちら

 

えんフォト

えんフォト
出典:えんフォト

えんフォトは、幼稚園・保育園向けの写真販売代行システムです。

おすすめポイント

写真共有・販売が手軽にできるように設計された写真販売システムです。えんフォトでは、撮った写真をアップロードするだけで、簡単に写真の掲載と販売をすることができます。

無料でカメラマン派遣をしてもらえるのもメリット。写真販売だけでなく、動画販売サービスも利用することができます。

サービス詳細

サービス名 えんフォト
運営会社 株式会社うるる
主な機能 ・アルバム作成
・サービスサポート
・動画撮影、販売
・合言葉の設定
サイトURL https://en-photo.net/service/cameraman

えんフォトの詳細はこちら

保育園で保護者と写真を共有する場合には

保育園で保護者と写真を共有する場合には
保育園での様子を保護者と共有するには、ICTシステムを活用する方法と写真販売システム・サービスを利用する方法があります。

それぞれにメリットがありますので、園の実情に合ったサービスを選ぶようにしましょう。
どのサービスを導入するべきか迷ったら、今回ご紹介したサービスをチェックしてみてください。

先生方の業務負担を軽減するとともに、保護者満足度を高めてくれるサービスに出合うことができますよ。